乳幼児の気管支喘息治療におけるメッシュ式ネブライザーによるブデソニド吸入用懸濁液投与の有効性及び安全性の検討
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概要
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乳幼児の気管支喘息児に対し,メッシュ式ネブライザーを用いてブデソニド吸入用懸濁液(budesonide inhalation suspension; BIS)の投与を行い,その有効性と安全性を検討した.BIS 0.25mgを1日1回投与した群12例(最長投与期間:24週間),BIS 0.5mg を1日1回投与した群8例(最長投与期間:12週間)について開始前後の4週間あたりの発作日数,血漿コルチゾール値の変化について検討した.またジェット式ネブライザーで BIS 0.5mg を1日1回投与した18名(最長投与期間:36週間)についても同様の項目について検討した.メッシュ式ネブライザー使用群,ジェット式ネブライザー使用群とも発作日数の有意な減少を認め,血漿コルチゾール値の低下は来たさなかった.メッシュ式ネブライザーもジェット式ネブライザーと同等に使用できる可能性はあるが,メッシュ式ネブライザー使用群の症例数はまだ少なく,有効性及び安全性を評価するために更なる検討が必要と考えられた.
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日本小児アレルギー学会 | 論文
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