ファーストフード等の店頭販売品に含まれるアレルギー物質含有調査
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概要
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食物アレルギー症状の原因となることが多い店頭販売品について, コンビニエンスストアー (6社20商品), ファーストフード店 (6社29商品), 丼物屋 (1社3商品), 持ち帰りパン屋 (2社5商品), 持ち帰り寿司店 (2社11商品), 和菓子店 (3社13商品) の20社81商品の特定原材料 (卵・牛乳・小麦・そば・落花生) 含有量を測定した結果, 81商品中27商品で10μg/g以上の濃度で特定原材料が検出された. もちや最中, 冷菓以外の商品では, 数μg/g以上の濃度で検出された. 情報提供は, ファーストフード店, 丼物屋, 和菓子店は全社, コンビニは6社中2社が行っていたが, 持ち帰りパン屋や持ち帰り寿司店では提供していないなど, 業務形態により差が見られた. 10μg/g以上の特定原材料が検出された商品の内9商品で情報提供が無いなど一部情報の漏れや, 過剰な情報も見られたが, 情報が誤りと思われた企業に連絡したところ, 直ちに修正された. 患者が安全に食品を選択できるよう, 現在表示義務のない「店頭販売品」についても, 精度の高い情報提供が望まれる.
- 日本小児アレルギー学会の論文
日本小児アレルギー学会 | 論文
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