1. 51歳男性, 吸気性呼吸困難を主訴とし, flaccid epiglottisを呈した非常に稀な1症例を経験した.<BR>2. 治療は炭酸ガスレーザーによる喉頭蓋切除を行つた. 手術後, 呼吸困難は消失し, 嚥下困難, 誤嚥も徐々に改善した.<BR>3. 病態発生の原因としては喉頭蓋の変形が最大の要因と考えられた.