嚥下障害をきたしたForestier病の1例
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概要
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嚥下障害を主徴としたForestier病の1例を経験し, 若干の文献的考察をくわえて報告した. レーザーディスクを用いた食道造影検査により, 椎体の圧迫による通過障害とそれに伴う少量の誤嚥を認めたため, 外科的骨削除術を行い症状は消失した.<BR>嚥下困難を訴えるForestier病の症例を適確に治療するためには, その嚥下動態の詳細な検討が必要であり, それに応じた治療法を選択する必要があると考える.
- 耳鼻と臨床会の論文