パーソナルモビリティの価値要素および価値構造の把握:- クオリティカルテ評価・診断システム構築に関する研究 (5)
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概要
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ライフスタイルや価値観が多様化する中,都市部を中心として,モビリティのあり方が大きく変化してきている。本研究では,パーソナルモビリティに特化したデザイン評価指標およびデザイン評価・診断システムの構築に向けて,パーソナルモビリティに対するユーザーの価値構造を把握することを目的としている。都市部に暮らすユーザーを対象にアンケート調査を実施し,パーソナルモビリティに対する意識や利用環境における問題点,課題を把握することができた。インタビュー調査では,20歳以上40歳未満の若い世代に着目し,パーソナルモビリティに対する意識の掘り下げを行った。その結果,自転車,自動車,オートバイそれぞれの価値について,属性,機能的ベネフィット,心理的ベネフィットを上位下位の関係で図式化することによって構造化することができた。これにより,楽しみや愛着,快適さといった上位の価値と,機能的,心理的な価値要素との関係性についてパーソナルモビリティの種類によって違いがあることを明らかにした。
- Japanese Society for the Science of Designの論文
Japanese Society for the Science of Design | 論文
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