Transmanubrial osteomuscular sparing approachの変法を併用して摘出した甲状腺乳頭癌症例
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概要
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鎖骨上窩に進展した進行甲状腺乳頭癌の1例を報告する。患者は55歳男性で左前頸部腫脹を認めていた。術前のCT画像では腫瘍は左鎖骨下静脈を下方へ圧排している所見を呈しており浸潤が疑われていた。腫瘍は胸鎖乳突筋を切断するtransmanubrial osteomuscular sparing approachの変法にて切除された。術後経過は良好で左上肢挙上障害は認めなかった。患者は術後1年4か月の時点で再発無く経過観察中である。
- 特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会の論文
特定非営利活動法人 日本頭頸部外科学会 | 論文
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