単分散球状ポリイミド微粒子の調製
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概要
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非プロトン極性溶媒中でポリアミド酸を加熱イミド化し, 単分散球状のポリイミド微粒子を調製する方法を検討した。非プロトン極性溶媒と相溶性のポリイミドと多分散であるが球状微粒子を生成する非相溶性のポリイミドとの共重合体をイミド化させながら沈殿させて単分散で球状のポリイミド微粒子が得られることを見出した。これは, 微粒子形成過程において粒子表面に相溶性のポリイミド分子鎖が安定層を形成して分散効果をもたらすためであると考えられる。しかし, 無定形状の微粒子を生成する非相溶性ポリイミドとの組み合わせでは単分散で球状微粒子を得ることができなかった。また, 本法によって官能基としてアミノ基を付与した粒子径のそろった球状のポリイミド微粒子の調製が可能であり, アミノ基は酸クロライドと反応性を示した。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
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