非相溶型環状ボスファゼン化合物による変性エポキシ樹脂の難燃化:「変性環状ボスファゼン化合物の検討」
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
プリント配線板材料に適したハロゲンフリー難燃剤として環状フェノキシホスファゼンが知られている。しかしながら多くのエポキシ樹脂等熱硬化性樹脂に対して相溶でありTgの低下など相溶型特有の欠点が生じる。筆者らは環状フェノキシホスファゼンのフェノキシ構造上にある種の置換基を導入し、さらにその置換基数を調整することによりある種のマトリックス樹脂限定ではあるが非相溶性が発現されることを見いだした。これにより実質的に相溶型特有のTg低下を生ぜずに必要な難燃性が確保できることを確認した。
- 合成樹脂工業協会の論文
著者
関連論文
- 特4 N-フェニルマレイミドと芳香族アミンの反応
- 非相溶型環状ボスファゼン化合物による変性エポキシ樹脂の難燃化:「変性環状ボスファゼン化合物の検討」
- 変性フェノキシボスファゼンによるエポキシ樹脂組成物の難燃化