傾斜機能エポキシ樹脂の接着性
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概要
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硬化中のエポキシ樹脂に直流電圧を印加して傾斜機能化させた後、押し出し試験により樹脂とインサートの界面の接着性を評価した。電圧を印加しない従来の方法に比較して樹脂の接着強度が大幅に向上していることを実験的に確認できた。IRの分析によりインサート界面の近傍に酸無水物硬化剤が多く含有することが判明、つまり電圧の印加によって酸無水物が移動し、そのことにより接着強度が向上したものと考えられる。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文