キシレン樹脂中の反応性基濃度の定量
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
キシレノール分解とそれに続くガスクロマトグラフィー (GC) 及び核磁気共鳴法 (<SUP>1</SUP>H-NMR) を用いて, フェノール類と反応するキシレン樹脂中の反応性基の濃度を定量する方法を検討した。その結果, この定量方法は迅速, 簡便で且つ分析精度の良い方法であることが分った。また, この定量方法により, キシレン樹脂中のホルムアルデヒドに由来するメチレン基, オキシメチレン基, アセタール基などの各基の濃度や<I>m</I>-キシレン核の濃度をそれぞれ知ることができ, キシレン樹脂の性状を明らかにすることができた。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文