エポキシ-ポリエステル樹脂粉体塗料の低温硬化性の研究
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概要
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エポキシーポリエステル樹脂系ハイブリッド型粉体塗料は高温での硬化条件が必要である。今回ビスフェノールA型エポキシ樹脂をビスフェノールSで変陛したエポキシ樹脂が低温硬化性に優れることを見い出し, ゲル分率, 熱分析, 動的粘弾性, およびFT-IR測定により硬化性および反応メカニズムについて検討を行い, 塩基性触媒存在下でスルホン基が有効に作用することがわかった。また実用塗膜物性から, ビスフェノールSの変性量がビスフェノールS/ビスフェノールAのモル比が, 0.14/1であれば耐水性や耐食性の低下をきたすことなく20℃~30℃の低温化が可能であることがわかった。
- Japan Thermosetting Plastics Industry Associationの論文
著者
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阪本 浩
大日本インキ化学工業 (株) 関西樹脂技術研究所
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阪本 浩
大日本インキ化学・堺
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阿河 哲朗
大日本インキ化学・堺
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松藤 繁晴
大日本インキ化学・堺
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竹田 博文
大日本インキ化学工業 (株) 関西樹脂技術研究所
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阿河 哲朗
大日本インキ化学工業 (株) 関西樹脂技術研究所
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竹田 博文
大日本インキ化学工業 (株) 関西ポリマ関連技術研究所