未破裂脳動脈瘤の治療方針:UCAS Japanの結果と最近の知見から
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概要
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UCAS Japanの結果から未破裂脳動脈瘤の自然歴は, 大きさ, 部位, 形状に有意に影響されることがわかった. さらに高血圧, くも膜下出血の既往, 喫煙も関与する因子とされる. また多発瘤は個々の瘤の破裂リスクは単発と比較して高くないが, 患者単位では複数分の瘤の合計した破裂リスクがあることに留意すべきである. 経過観察の方針となった場合, 小型の瘤でも慎重な画像フォローが必要であることがこれまでの報告から明らかとなった.
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