細胞フラボプロテイン蛍光イメージングによるミトコンドリア機能解析
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
ミトコンドリア機能はエネルギー代謝の制御に中心的役割を果たしており,生活習慣病の発生・予防とも深く関連している.我々は細胞のフラボプロテイン蛍光イメージングによりミトコンドリア機能を計測する方法を確立した.共焦点顕微鏡法により,フラボプロテイン蛍光がミトコンドリアに由来することを確認した.フラボプロテイン蛍光は電子伝達が亢進した状態で増大,抑制された状態で減弱することを観測した.またミトコンドリア内膜のATP感受性カリウムチャネルの開口による蛍光の増大を観測した.本研究で確立した蛍光イメージングによる解析法は,ミトコンドリア機能の制御機構およびその栄養学的意義の解明に有用である.
- Institute of Human Culture Studies, Otsuma Women's Universityの論文
著者
-
田中 光
Department of Chemical Pharmacology, Faculty of Pharmaceutical Sciences, University of Tokyo
-
行方 衣由紀
Department of Pharmacology, Toho University Faculty of Pharmaceutical Sciences
-
帰山 世理
Department of Pharmacology, Toho University Faculty of Pharmaceutical Sciences
-
伊香賀 玲奈
Institute of Human Culture Studies, Otsuma Women's University
-
田中 直子
Department of Food Science, Faculty of Home Economics, Otsuma Women's University
-
伊香賀 玲奈
Institute of Human Culture Studies, Otsuma Women's University
-
田中 直子
Department of Food Science, Faculty of Home Economics, Otsuma Women's University
-
田中 光
Department of Pharmacology, Toho University Faculty of Pharmaceutical Sciences