清水式ロッド型ストリッパーを用いた小伏在静脈抜去術
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概要
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要約:小伏在静脈(SSV)弁不全に対する連続253 例のストリッピング手術を検討した.平均年齢62.6±12.3 歳,男女比1:3.59,麻酔はtumescent local anesthesia と静脈麻酔を併用した.膝窩部を横切開し,清水式ロッド型ストリッパーを用いSSV を足側に内翻式に抜去し,頭側SSV は可及的に高位結紮した.手術時間は平均26.7±9.2 分で,全例日帰り手術が可能であった.深部静脈血栓症や神経障害などの重篤な合併症はみられず,術後1 月目の超音波検査では,全例でSSV 根部の逆流所見は消失していた.
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