世界最大の平面積を有するニューマチックケーソンの施工技術
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概要
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テニスコート8面分に相当する4837m2の平面積を有する構造物を,ニューマチックケーソン工法で地下43.9mまで沈設させた。この面積はニューマチックケーソン工法として世界最大のものである。大規模ニューマチックケーソンの施工にあたり,沈設過程で発生する傾斜や変形に対し,構造面と施工面で特段の配慮を要した。この結果,沈設完了時には対角延長99.6mに対し高低差わずか4mmという高精度を実現したことについて紹介する。
著者
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大野 裕嗣
清水建設(株) 土木東京支店 土木第三部
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齋木 正
清水建設(株) 土木東京支店 土木第三部
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永田 有利雄
東京都下水道局 第一基幹施設再構築事務所 工事第二課
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遠藤 和雄
清水建設(株) 土木技術本部 プロジェクト技術部