コンニャク種芋伝染性病害に対する温湯浸漬処理の防除効果 (1) ―腐敗病に対する防除効果―
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概要
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コンニャク栽培において,種芋伝染性病害に対する種芋消毒技術として,温湯浸漬法の適用を検討している。その一環として,腐敗病について,温湯浸漬処理による罹病組織混入による水媒伝染および罹病種芋自体への防除効果,ならびにコンニャク生育への影響を評価し,適用する温湯浸漬条件を検討した。その結果,50℃温湯への30~50分間の浸漬処理が有効な処理条件と考えられ,この条件で腐敗病の種芋伝染を抑制できた。
- 関東東山病害虫研究会の論文
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