3.院内感染の頻度と予防
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概要
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医療安全推進の観点から医療関連感染の予防は重要である.医療関連感染は,一般に入院後48時間以降に発症した感染症の総称である.代表的な疾患にカテーテル関連血流感染,カテーテル関連尿路感染,医療関連肺炎,手術部位感染,Clostridium difficile感染などが含まれる.医療関連感染は,死亡率の高さ,それにかかる余分な入院日数と医療費などから予防策の実施が不可欠である.すべての医療従事者および施設全体にエビデンスに基づいた包括的な感染対策の実行が望まれる.
- 社団法人 日本内科学会の論文