胆嚢動脈のフィブリノイド壊死性血管炎が初発症状となった全身性エリテマトーデスの1例
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概要
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症例は37歳,女性.主訴は腹痛.前医にて胆石症で胆嚢摘出術が施行され,胆嚢壁にフィブリノイド壊死性血管炎を認めた.当科転院後,全身性エリテマトーデスと診断しステロイドパルスと抗凝固療法を開始したが,右腎被膜下血腫と両腎の血流低下を認め無尿となった.持続血液濾過透析や血漿交換を施行したが肝障害,凝固異常が改善せず,サイトメガロウイルス感染症や腸球菌敗血症を合併し,大量下血により死亡した.
- 社団法人 日本内科学会の論文
著者
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藤島 直仁
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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小松田 敦
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科
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道下 吉広
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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澤田 賢一
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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涌井 秀樹
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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藤島 眞澄
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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池田 翔
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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富樫 賢
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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山下 鷹也
秋田大学血液・腎臓・膠原病内科学分野
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