フルルビプロフェンアキセチル脂肪乳剤の反復投与中に発症したMalassezia furfur真菌血症の1例
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概要
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Malassezia furfurは発育に長鎖脂肪酸を必要とする真菌で,同菌による血流感染症の成人例の報告は少ない.症例は潰瘍性大腸炎の20歳男性.中心静脈カテーテル留置下,フルルビプロフェンアキセチル脂肪乳剤の反復投与中にMalassezia furfur真菌血症を発症したが,カテーテル抜去,同剤中止,ミカファンギンの投与で治癒した.
- 社団法人 日本内科学会の論文
著者
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小原 克之
水戸赤十字病院 内科
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小山 和幸
水戸赤十字病院検査部
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吉野 鉄大
水戸赤十字病院内科
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鈴木 考治
水戸赤十字病院内科
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竹内 哲
水戸赤十字病院内科
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新井 潤
水戸赤十字病院内科
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山口 啓二
水戸赤十字病院神経内科
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大平 雅之
水戸赤十字病院神経内科
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