肩関節疾患に対する Shoulder 36 と JOA score の比較検討
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概要
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<B>Background:</B> Recently the type of patient appraisal method used varies between fields. We investigated what kind of tendency is seen using The Japanese Orthopaedic Association Shoulder 36 V 1.3, and reported our results.<BR><B>Methods:</B> 110 shoulders in 85 patients who experienced shoulder pain were studied.<BR>The method asked for The Japanese Orthopaedic Association Shoulder 36 V 1.3 at the time of the first medical examination, and collected them at the next medical examination. MRI and arthrography of the shoulder were carried out after all patients medical examinations, and classified the patients into three groups; shoulder periarthritis, rotator cuff tear and contracture of shoulder. The clinical recording, JOA score and The Japanese Orthopaedic Association Shoulder 36 V 1.3 were compared between the 3 groups.<BR><B>Results:</B> The contracture of shoulder group had the lowest JOA score and also the lowest in all six domains of The Japanese Orthopaedic Association Shoulder 36 V 1.3. Furthermore, in all domains the contracture of shoulder group was significantly lower than the other two groups (P < 0.001).<BR><B>Conclusion:</B> At the time of the first medical examination, the contracture of shoulder group had a tendency for restriction in everyday life to be stronger than the other two groups. We think that the functional disorder of contracture of shoulder can be evaluated by Shoulder 36 correctly.
- 日本肩関節学会の論文
著者
-
畑 幸彦
信州大学附属病院リハビリテーション部
-
中村 恒一
信州大学附属病院リハビリテーション部
-
村上 成道
相澤病院スポーツ障害予防治療センター
-
伊坪 敏郎
信州大学運動機能学講座
-
加藤 博之
信州大学運動機能学講座
-
小林 博一
中信松本病院 整形外科
-
石垣 範雄
信州大学運動機能学講座
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