ガス産生の有無で異なる経過をたどった化膿性肝膿瘍破裂の2例
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概要
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ガス産生の有無で異なる経過をたどった化膿性肝膿瘍破裂2例を経験し,文献的考察を行った.47例の化膿性肝膿瘍破裂例のうち77.6%(36例)がガス産生性化膿性肝膿瘍であった.ガス非産生性化膿性肝膿瘍破裂例では死亡例を認めなかったが,ガス産生性化膿性肝膿瘍例では致死率22.2%(8例)であった.特に担癌症例,糖尿病例では予後不良となる傾向が認められた.
著者
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賀古 眞
湘南鎌倉総合病院肝胆膵疾患治療センター
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金原 猛
湘南鎌倉総合病院肝胆膵疾患治療センター
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佐々木 亜希子
湘南鎌倉総合病院肝胆膵疾患治療センター
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魚嶋 晴紀
湘南鎌倉総合病院肝胆膵疾患治療センター
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所 晋之助
湘南鎌倉総合病院肝胆膵疾患治療センター
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増田 作栄
湘南藤沢徳洲会病院消化器内科
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冨嶋 享
湘南藤沢徳洲会病院消化器内科
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