人間ドック受診を契機に診断された掌蹠膿疱症性骨関節炎の一例
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概要
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人間ドック受診を契機に掌蹟膿庖症性骨関節炎(PAO)と診断された一例を経験したので報告する。その診断は,(1) 両胸肋鎖骨関節部の有痛性腫脹,(2) 是蹟部の皮膚所見,(3) 両鎖骨の棍棒状硬化と両胸肋鎖骨関節の骨癒合という特徴的な胸部X線所見よりなされた。人間ドック受診者においても運動器症状(腰痛や膝関節痛など)を訴えるものは少なくなく,骨・関節疾患にも注意を払う必要があると考えられた。
著者
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富田 健
財団法人福島県保健衛生協会
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阿部 雅子
財団法人福島県保健衛生協会
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海瀬 俊治
財団法人福島県保健衛生協会
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柵木 智男
財団法人福島県保健衛生協会
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松川 明
財団法人福島県保健衛生協会
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渡部 千枝子
財団法人福島県保健衛生協会
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