大腸癌検診における便潜血反応検査の有用性について
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概要
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過去4年間に発見された大腸癌の成績をもとに,大腸癌検診における便潜血反応検査の有用性について受診回数別に検討した。ヘモカルトII陽性大腸癌は13名(0.14%)で,早期癌は8名(61.5%)であった。初回癌発見率は5名(0.12%)で,複数回癌発見率は8名(0.17%)であった。OC- ヘモディア陽性大腸癌は39名(0.36%)で,早期癌は33名(84.6%)であった。初回癌発見率は10名(0.26%)で,複数回癌発見率は29名(0.42%)であった。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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佐野 敏明
広島赤十字・原爆病院 内科
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山本 昌弘
広島赤十字・原爆病院 消化器内科
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井上 省三
広島赤十字・原爆病院健康管理センター
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蔵本 潔
広島赤十字・原爆病院健診部
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蔵本 潔
広島赤十字・原爆病院健康管理センター
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