健康診断時に於ける各種異常所見と自覚的症状の関係
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概要
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健康診断時に行う問診は本来は,受診者の健康状態の把握に重要な意味を持つものであるが,近年ややこれが軽視され検査結果のみが重要視される傾向にあった。我々は今回健診や人間ドック時に答えられた問診内容と性・年齢・体型の関係並びに,問診内容と各種検査結果との関連性をしらべた結果,若年者では太りはじめたことが,壮年者ではやせはじめたことが健康の注意信号と考えられることなど,問診内容は受診者の体調をしらせてくれる大切な手段の1つであることが分かった。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文