肥満と脂質代謝異常 ―人間ドック受診者肥満例1,500名の分析―
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概要
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男性肥満者1,500名を肥満度別に検討した結果,肥満度の増加と共にTG,AIの増加,HDL-Cの減少を認めた。肥満者における飲酒は,TC,TG,HDL-Cを上昇させ,喫煙はHDL-Cを更に低下させることが明らかになった。肥満者の脂質代謝異常は,飲酒や喫煙により,大きな様相の変化が見られ,肥満者に対する指導方法を考える場合,喫煙,飲酒習慣を含めた生活習慣を積極的に聞きだし対策をたてることが必要である。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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古沢 幸子
慶応健康相談センター
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山内 喜夫
成人医学研究所内科
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田坂 朱美
慶応健康相談センター
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小尾 敦子
慶応健康相談センター
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村上 千津子
慶応健康相談センター
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樋口 千明
慶応健康相談センター
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山方 純子
慶応健康相談センター
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佐野 佳子
慶応健康相談センター
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三吉 真子
慶応健康相談センター
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譲尾 充子
慶応健康相談センター
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高野 精一
慶応健康相談センター
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山本 実
慶応健康相談センター
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山内 喜夫
成人医学研究所