免疫学的便潜血検査と注腸X線検査成績の検討
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概要
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大腸検診としての注腸X線検査を受け,同時に免疫学的便潜血検査が施行された226名について,両者の成績を比較検討したところ,便潜血陰性・注腸陽性例が27.4%に認められ,隆起性病変および憩室症での便潜血陽性率が,それぞれ25.9%,13.0%という結果を得た。大腸検診における一次スクリーニングとしての免疫学的便潜血検査の利用には,充分な注意と検討が必要であると思われる。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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橘田 進廣
丸山病院中央臨床検査部
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兵頭 加代
丸山病院放射線科
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浅野 悦子
丸山病院中央臨床検査部
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丸井 ゆみ子
丸山病院中央臨床検査部
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得平 具仁子
丸山病院中央臨床検査部
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松田 照雄
丸山病院放射線科