小心臓の症例に特有の肥満度と動脈硬化指数との相関について
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概要
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人間ドックの受診者中,胸部X線写真上の心胸郭比が40%未満の小心臓を有する31名(A群)とA群に匹敵する肥満度を有し,心胸郭比が40%以上の39名(B群)を対象とし,肥満度と動脈硬化指数(AI)との相関を調べた。A群の相関係数は,男,0.65(P<0.01),女,0.52(P<0.05)であり,特に肥満度が-0.7%以上ではAIの急増傾向がみられた。この変化はB群には認められず,小心臓の症例特有の変化と考えられた。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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大野 完
宇都宮記念病院
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石塚 毅彦
宇都宮記念病院
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大宮 安紀彦
下都賀総合病院精神神経科
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降矢 容子
宇都宮記念病院外科
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坂田 早苗
下都賀総合病院精神神経科
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大野 完
宇都宮記念病院内科
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石塚 毅彦
宇都宮記念病院内科
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