人間.ドックにおける腫瘍マーカーの検討
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概要
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当院ドックで行っているAFP,CA19-9,CEA,PAPの腫瘍マーカーの有用性について検討した。ドック受診者499例中,悪性腫瘍は4例あり,そのうち腫瘍マーカーが異常高値を呈したのは3例あった。特異性,陰性結果の予測値,効率などは高かったが,感度は高いとはいえず,また偽陽性率が高いことから,悪性腫瘍のスクリーニングとして4種の腫瘍マーカーをドックにとりいれるのは現段階では問題があるように思われた。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文