人間ドックにおける腹部超音波検査について
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概要
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1985年1月より1987年12月までの人間ドック受診者4,319例に腹部超音波検査を施行した結果,有所見者率は49.1%であった。有所見者率は女性より男性に高く,加齢とともに増大した。臓器別では有所見率は肝臓22.6%と最も高く,胆石,肝嚢胞bright liver,腎嚢胞,前立腺肥大は加齢とともに増大した。悪性疾患が含まれている可能性がある所見例の追跡で過半数が二次精査を受けていた。最終的に悪性疾患と確定されたのは3例だった。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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河村 哲雄
住友病院超音波検査室
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中西 徹
住友病院超音波検査室
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本庄 展子
住友病院超音波検査室
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小川 博康
住友病院超音波検査室
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三浦 融
住友病院超音波検査室
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西口 章子
住友病院超音波検査室
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林 宏輔
住友病院超音波検査室
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井上 徹
住友病院超音波検査室
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大森 美和
住友病院超音波検査室
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村上 正治
住友病院超音波検査室