健康管理における個人素因の重要性と体質診断としての―塩基遺伝子多型の可能性
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概要
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体質遺伝子診断(喫煙,飲酒,肥満に関与するCYP1A1,ALDH2,β3 ADRのSNP)を含む健康診断である事を前提に,受診を希望した128名の解析を行った。各遺伝子で変異を有するものは35%,59%,35%。3項目とも変異なしは20%で,逆に2項目以上変異を有するものは45%と,変異の重複が多く,生活因子に対する感受性の多様性が示唆される。個人の素因に応じた生活習慣への保健介入が必要である。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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平井 学
医)財団福音医療会 神田キリスト教診療所健康管理センター
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江夏 祥子
医)財団福音医療会ライフサイエンスクリニック神田キリスト教診療所健康管理センター
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阪井田 仁士
医)財団福音医療会ライフサイエンスクリニック
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田中 聡子
医)財団福音医療会健康管理センター
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榎本 隆之
医)財団福音医療会ライフサイエンスクリニック
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平井 学
医)財団福音医療会健康管理センター
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千田 麻城子
医)財団福音医療会健康管理センター
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原 泰子
医)財団福音医療会ライフサイエンスクリニック
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永島 英幸
医)財団福音医療会ライフサイエンスクリニック
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