事業所健診における胃集団検診の自記式問診項目の検討―ペプシノゲン法及び血清 Helicobacter pylori 抗体検査法との関連を通して―
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概要
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一事業所の健康診断でPG法及びHP抗体検査法を実施した結果を振り返り,これらの検査に影響を及ぼす因子を把握するため,自記式問診票の各項目との関連を明らかにした。その結果,PG法に影響を及ぼす因子は喫煙であり,HP抗体検査法に影響を及ぼす因子は従来から言われている消化器疾患の既往,消化器症状,ピロリ菌検査陽性歴,家族歴であった。健診に併せてPG法及びHP抗体検査法を実施する際検査結果に影響を及ぼすこれらの要因を周知していく必要があることが示唆された。