ウォーキング指導による運動の量と質の変化
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概要
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身体活動量を増やすことを目的とするウォーキング指導の前後で,歩行運動の量と質の変化を観察した。指導前に活動量が少なかったLow群は,指導後に1日の歩数が増え,運動量が増加した。指導前からすでに活動的であったHigh群では,歩数と運動量の有意な増加は認められなかったが,ウォーキングの質と考えられる歩数あたりの運動量は有意な増加が認められた。以上より,ウォーキング指導では,歩行運動の量だけでなく質の変化も評価する事が重要であることが示唆された。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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朽木 勤
(財)明治安田厚生事業団ウェルネス開発室
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小野寺 由美子
(財)神奈川県予防医学協会
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菊池 美也子
(財)神奈川県予防医学協会
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蒲浦 光正
(財)神奈川県予防医学協会健康教育センター
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羽鳥 裕
(財)神奈川県予防医学協会健康教育センター
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菊池 美也子
(財)神奈川県予防医学協会健康教育センター
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小野寺 由美子
(財)神奈川県予防医学協会健康教育センター
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朽木 勤
(財)明治生命厚生事業団
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