8年間の耐糖能異常者における肥満の推移の検討
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概要
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1999年の75gOGTTの新診断基準にて耐糖能異常者は半減した。1991年からの8年間にこの集団の肥満頻度は25.4%から40.4%と著明に増加した。同様にこの間BMIも有意な増加を示した。他の危険因子は総コレステロールとLDL-コレステロールが有意な増加したが,トリグリセリドと血圧では有意な増加は認めなかった。肥満は糖尿病発症危険因子としての重要さが年々増大していることが示唆された。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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横川 泰
国家公務員共済組合連合会浜の町病院内分泌代謝科
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赤司 朋之
国家公務員共済組合連合会浜の町病院内科
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高崎 智子
国家公務員共済組合連合会浜の町病院内科
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高崎 智子
国家公務員共済組合連合会浜の町病院健康医学センター
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