人間ドック全国集計と当施設成績(オリエンタル)の比較
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概要
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オリエンタルクリニックは日本病院会の人間ドック全国集計に参加している。そこで報告記録のある1990年から1997年の8年分につき全国集計とオリエンタルの報告を,23項目(01肥満~23その他の疾患)とその判定(A+B,BF+C,D,G)について主に受診者に占める割合を調べ比較検討した。A+Bでは,全国集計は91年の31.9%から97年の16.5%と,オリエンタルは90年の30.8%から13.8%と減少を続けている。BF+C,D,Gの三者の割合は,概ね全国集計は70%,10%,20%で,オリエンタルは88%,5%,7%で推移し,D,Gではオリエンタルは全国集計の半分であった。主な項目では12肝機能異常,01肥満,14耐糖能異常,03高血圧は全国集計の方が多く,高脂血症(04高コレステロール,05中性脂肪),11胆石・胆嚢ポリープ,13その他の消化器疾患はオリエンタルの方が多い傾向で推移し,変動するものの全般に増加の傾向にあった。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
著者
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小島 洋彦
(医)オリエンタルクリニック
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伊藤 達夫
(医)オリエンタルクリニック
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高須 靖夫
(医)オリエンタルクリニック
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葛谷 文男
(医)オリエンタルクリニック
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鈴木 共二
(医)オリエンタルクリニック
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廣瀬 光彦
(医)オリエンタルクリニック
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甲斐 一成
(医)オリエンタルクリニック
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岩間 江美
(医)オリエンタルクリニック
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鳥井 義夫
(医)オリエンタルクリニック