人間ドック健診における前立腺検査(第4報)1989-1993年度5年間の集計並びに受診者年齢・検査法についての考察
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概要
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常勤泌尿器科医を擁する総合病院5年間延べ797施設の集計。40歳以上の総受診者444,306名の中から228名の前立腺癌症例が年齢依存的に発見されている。検査手段としてはまだ過半数以上の施設が直腸診のみであり,癌発見率も低い。腫瘍マーカー(PSA)測定を併用すると発見率は7~8倍も上昇する。以上の所見から,短期ドックでは受診年齢50歳以上,検査手段はPSA測定のみでも十分とも考えられる。
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