消化器外来における血清PEPSINOGEN I,IIの検討(胃癌のSCREENING法としての臨床的検討)
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概要
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消化器外来において1,430名に対し内視鏡検査と血清PEPSINOGEN I,IIの測定を行った。その結果,血清PEPSINOGEN I,IIにて胃癌高危険群を選定することは,加齢が胃癌の危険因子であることと同程度に,統計上有用であると確認することができた。しかし多数の偽陰性例(早期胃癌24例,進行胃癌15例)が認められたことから,人間ドックへの導入には慎重な態度で臨むべきであると思われた。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文