甲状腺超音波スクリーニングについて―触診との比較―
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概要
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超音波検査と触診による甲状腺スクリーニングを行った結果,年齢別性別有所見者率は超音波法の方が30.80%と高かったが,病的意義のない疾患が有所見率を上げる一因となっていた。他方,触診法では有所見率が低かったものの,種々の甲状腺疾患が発見された。また,甲状腺癌発見率についても同様に超音波法の方が高く,今後微小甲状腺癌のスクリーニングには,超音波法が多様されるものと考えられた。
- 公益社団法人 日本人間ドック学会の論文
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