慢性閉塞性肺疾患患者のBODE index の重症度別における Timed up and go test の比較
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概要
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〔目的〕COPD 患者のTimedUpandGoTest(TUG)と身体機能との関連性および各重症度分類に分けてTUG の差異を検証することである。〔方法〕対象はCOPD 患者48 名(男性45名,女性3名,平均年齢76.2±7.0歳)であった。TUG と身体機能との関連性 をPearson の相関係数で検討し,重症度別にTUG の比較を一元配置分散分析にて行った。 〔結果〕TUG と各身体機能は相関関係を認め,TUG はBODE index quartile で軽症群より重症群に低下が認められた。〔結語〕COPD 患者は重症化するとTUG は低下し,転倒への危険性が増えることが示唆された。
著者
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山田 穂積
Keitendo Koga Hospital
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堀川 悦夫
Graduate School of Medicine, Saga University
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白仁田 秀一
Choseido Watanabe Clinic
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古賀 義行
Keitendo Koga Hospital
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阿波 邦彦
Keitendo Koga Hospital
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堀江 淳
Kobe International University
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今泉 裕次郎
Saga Social Insurance Hospital
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市丸 勝昭
Saga Prefectural Hospital Kouseikan
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直塚 博行
Saga University Hospital