うっ滞性皮膚病変治療の静脈還流への影響
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概要
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●要 約:うっ滞性潰瘍の長期成績向上には潰瘍のみならず周辺のうっ滞性皮膚病変の摘出再建も有効と思われるが,どこまで摘出すべきか確立されたものはない.今回皮膚病変への加療が静脈還流へどのように貢献するのか,自験例を過去の報告例を踏まえ検討した.皮膚病変内の細静脈での血栓形成,血栓後症候群はストリッピング術などの静脈処理施行後も皮膚軟部組織レベルの静脈還流障害を残存させる.またうっ滞性皮膚病変そのものが新たな病変拡大の一因となり得ると思われ,長期成績改善には積極的に摘出再建するべきと考える.