X線CTスキャナによる亀裂内侵入ベントナイトの密度測定に関する適用性
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概要
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高レベル放射性廃棄物の地層処分では, 廃棄体埋設後における人工バリアの長期健全性を評価するための評価手法の構築と, その評価手法の信頼性を高めることにより, 安全評価における不確実性を低減させることが重要な課題である. 本研究では, 地層処分研究において懸念される事象の一つである緩衝材の岩盤亀裂内への侵入現象について, 現象理解とより現実的な評価手法の構築に反映するために, X線CTスキャナを適用した模擬亀裂内におけるベントナイトの侵入密度測定を試み, その適用性を考察した.
- 一般社団法人 日本原子力学会 バックエンド部会の論文
著者
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松本 一浩
Inspection Development Corporation
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棚井 憲治
Geological Isolation Research Unit, Geological Isolation Research and Development Directorate, Japan Atomic Energy Agency