Crl:CD(SD)ラットの小眼球症に伴う種々の先天異常に併発した強膜ぶどう腫の1例
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概要
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毒性試験に供するために購入したCrl:CD(SD)雄ラット1例の右眼球に、小眼球症と角膜から結膜にかけて嚢胞状の隆起巣が認められた。眼科学的検査の結果、隆起巣周囲の角膜に混濁及び血管新生が認められ、隣接する硝子体では第一次硝子体過形成遺残(PHPV)も認められた。病理組織学的に、隆起巣は強膜成分から成る嚢胞様構造物であり、強膜ぶどう腫と診断された。本症例における強膜ぶどう腫の発生原因は特定できなかったが、小眼球症を始めとする種々の先天異常を伴っていたことから、これらの先天異常に併発した偶発病変と考えられた。
著者
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岡崎 修三
(株)ボゾリサーチセンター 御殿場研究所
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小川 竜也
(株)ボゾリサーチセンター 御殿場研究所
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小澤 直幸
(株)ボゾリサーチセンター 御殿場研究所
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小松 真彦
(株)ボゾリサーチセンター 御殿場研究所
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米山 潤
(株)ボゾリサーチセンター 御殿場研究所
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津田 裕一
(株)ボゾリサーチセンター 御殿場研究所