感染性肺動脈瘤破裂に対し緊急手術を施行した1例
スポンサーリンク
概要
- 論文の詳細を見る
症例は51歳男性.肺炎,肺膿瘍の診断にて入院となり,種々の抗生剤を使用するも完治には至らなかった.第26病日のCTにて,末梢に造影剤で濃染される孤立性腫瘤を認めた.第29病日に胸腔ドレーンから1500 mlの出血を認めショック状態となったため,緊急手術で右下葉切除術を施行した.出血部位は感染によって生じた肺動脈瘤であった.
著者
-
小川 純一
Department of General Thoracic Surgery, Akita University School of Medicine
-
中川 拓
Department of General Thoracic Surgery, Senboku Kumiai General Hospital
-
工藤 智司
Department of General Thoracic Surgery, Senboku Kumiai General Hospital