街区形状パラメータを用いた街区風環境のパラメタリゼーションに関する研究
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概要
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都市化は効率的な資源使用や生活の便宜に寄与したものの,急速な都市の高密化を促進させ,様々な環境問題をもたらした.特に,建物の高層化及び密集化に伴い,市街地の風環境は悪化しつつある.そこで,都市スケールの通風を考慮した設計が注目されており,都市計画・建設分野において主な取り組みの対象の1つになっている.設計段階で有用な街区風環境の尺度のパラメタリゼーションにおいては各変数の独立性及び風環境の反映度,両方考慮しないといけないと考えられる.そこで,本報では,まず,GIS(Geographic Information System)データを用いて実市街地の街区形状パラメータの空間分布を取得する.次に,各パラメータの空間分布に対する相関分析を行い,パラメータの独立性について検討する.また同時に,同じ領域に対するCFD解析を行い,どの街区幾何形状パラメータが街区風環境との適合度が大きいのかに関する参考データを収集することを目的とする.[本要旨はPDFには含まれない]
著者
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