粗骨材を混入した PVA-ECC梁の損傷時のせん断特性
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概要
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複数ひび割れ型セメント系複合材料のひとつであるPVA-ECCの主応力軸回転下におけるせん断性を向上させるために,骨材を一定量混入した梁のせん断載荷試験を実施した.主応力軸の回転を模擬するために,梁に初期損傷を導入したうえで載荷を行い,初期ひび割れの影響を検証した.実験結果から骨材の混入により,静的載荷においては初期損傷がない場合では耐力の向上がみられた.疲労試験においては,初期損傷がある場合に梁の疲労寿命が骨材を混入した場合の方が長く,ひび割れ面での開きとずれの計測からも骨材のせん断ずれへの抵抗が高いことが確認された.［本要旨はPDFには含まれない］
著者
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長井 宏平
東京大学生産技術研究所
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長井 宏平
東京大学生産技術研究所 都市基盤安全工学国際研究センター
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髙野 芳行
東京大学大学院 工学系研究科
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SURYANTO Benny
東京大学大学院 工学系研究科