WWW型農業機械設計支援CADシステムの開発:―ロータリ耕うん刃設計への応用―
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概要
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Whip!4.0**が組み込まれたWWWブラウザ上で農業機械の設計を可能とするために,クライアントからの設計入力データにもとづいた計算結果から設計図面を表示させるシステムを構築した.サーバ側は,WindowsNT*をオペレーティングシステムとし,計算プログラムとしてVisual Basic Ver.4.0*で作成した実行プログラム,図面作成のためにAutoCAD**を用い,システム全体のデータの受け渡しやソフトウェアの起動や終了,図面の表示などのためにActivePer15.22***によるCGIスクリプトを用いた.システムは計算部分と図面を描く描画部分を独立させたことからシステムの拡張性は高い。トラクタ用ロータリ耕うん刃設計のために要する時間は平均15秒程度で,実用的なシステム稼動速度を示した.
- 農業情報利用研究会の論文
著者
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竹永 博
Department of Environmental Engineering, Faculty of Agriculture, Utsunomiya University
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野口 良造
Department of Environmental Engineering, Faculty of Agriculture, Utsunomiya University