航空ハイパースペクトルイメージングによる温州ミカン隔年結果のダイナミクスの解明
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概要
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本研究では温州ミカン隔年結果現象の予測に資するため、航空ハイパースペクトルイメージングによる収量推定手法を検討した。2003年4月、5月および6月に神奈川試験場において実験果樹園のAISA航空ハイパースペクトルイメージを取得した。本研究の目的は、収量推定のために,適切な撮影時期と主要波長領域に関する知見を得ることである。相関係数分析(CCA)、主成分分析(PCA)および部分最小二乗回帰(PLS)を用いて、得られた成分を入力として、重線形回帰およびニューラル・ネットワーク・アルゴリズムによって、収量をモデル化した。その結果、PLS法が最有効であった。ニューラル・ネットワークモデルの安定性について、統計的手法によってこれを検定した。また、撮影時期は5月が最も効果的であった。
- 農業情報学会の論文
著者
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浅田 真一
Nebukawa Prefectural Agricultural Research Institute
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笹尾 彰
Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology
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叶 旭君
Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology
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酒井 憲司
Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology
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秋田 鉄也
Faculty of Agriculture, Tokyo University of Agriculture and Technology