積算気温による水稲発育シミュレータ(RIPROS-I), およびDVI別気象値を説明変数とする収量構成要素予測のための重回帰モデル(RIPROS-II)の開発
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概要
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日平均気温の積算値をもとに,茨城県水稲奨励品種の稚苗移植栽培を対象にした発育シミュレータを開発した.作期移動,施肥法,土壌に伴う到穂積算気温・成熟期迄積算気温の変化を計算した.このシミュレータで出穂期を予測した場合の誤差は,最大±2日程度であった.次に,水稲の任意のDVIに達する前5日間気象値を説明変数とし収量構成要素を目的変数とする重回帰式モデルを作った.このモデルから求めた予測値は,実測値の傾向とほぼ一致した.
- 農業情報学会の論文
著者
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石原 正敏
Ibaraki Prefectural Agriculture Experiment Station
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幸田 浩俊
Ibaraki Prefectural Agriculture Special School