担持ロジウム触媒を用いる4-t-ブチルフェノールの水素化反応の活性に対する二酸化炭素圧効果
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概要
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二酸化炭素溶媒と活性炭担持ロジウム触媒を用いた4-t-ブチルフェノールの水素化反応における二酸化炭素圧効果について相挙動観察と溶解度計算を基に議論した。水素化反応の初速度は二酸化炭素圧とともに増加した。ビューセルを用いた相観察により基質の溶解量が二酸化炭素圧とともに増加することを確認した。Peng-Robinson状態式を用いた溶解度計算を行い基質の溶解量が二酸化炭素圧とともに増加する結果を得た。4-t-ブチルフェノール水素化反応の初速度が二酸化炭素圧とともに増加するのは,二酸化炭素圧の増加とともに二酸化炭素溶媒中の4-t-ブチルフェノール濃度が増加するためと結論した。
著者
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Rode Chandrashekhar
Chemical Engineering & Process Dev. Div. National Chemical Lab.
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山口 有朋
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
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日吉 範人
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
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佐藤 修
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
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白井 誠之
(独)産業技術総合研究所 コンパクト化学システム研究センター
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