競争吸着法によるイカ内臓のカドミウム除去システムの開発

スポンサーリンク

概要

論文の詳細を見る
競争吸着法を利用したイカ加工残さ（イカゴロ）のカドミウム除去システムにおける加熱溶解工程と溶解物濾過工程の設計と最適操作条件の決定に不可欠な，溶解槽の総括伝熱係数，濾材抵抗係数，イカゴロ溶解物中の固形分の濾過比抵抗などのパラメータを決定した。加熱溶解工程における昇温過程は Newton の伝熱速度式に従い，本研究で決定した総括伝熱係数を用いてラボスケールからパイロットスケールへの約 1000 倍のスケールアップが可能であった。また，イカゴロ溶解物の濾過特性は Ruth の濾過速度式によく従った。

著者

関連論文

もっと見る

スポンサーリンク