薬剤中止により速やかに消失したセフトリアキソン(CTRX)による偽胆石の1成人例
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概要
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症例は47歳の女性.大腸憩室炎に対してセフトリアキソンにて治療開始後,8日目の腹部CTにて胆嚢内に治療開始時には認められなかった胆石,胆泥様の所見を認めた.セフトリアキソン投与による偽胆石と考え,同日よりセフトリアキソン投与を中止.中止後6日目で自然消失した.セフトリアキソン投与による偽胆石の報告は小児では多いが,成人においても生じることを認識することが必要であると考えられる.
著者
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坂口 孝作
福山市民病院内科
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名和 徹
福山市民病院内科
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下江 俊成
福山市民病院内科
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藪下 和久
福山市民病院内科
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友田 健
福山市民病院内科
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植木 亨
福山市民病院内科
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齊藤 俊介
福山市民病院内科
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辰川 匡史
福山市民病院内科
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濱本 博美
福山市民病院内科
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遠藤 久之
福山市民病院腫瘍内科
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